感情の忘備録

浪人時に精神病に罹患、二浪を経て、底辺大教育学部で病状悪化、読書感想文や感情を吐露したりしてます。

半ば医者に匙を投げられた件

 

今回、特段何か期待しているわけでもなかった、だから別に何を言われようとも気にかかるようなことではなかったはずだった。

 

待合室は満員で座る場所もなかった、席が1つ空くと受け付けのお姉さんが目くばせで座るように指示してくれた。

 

僕は電車でもいつも立っていた、そういうやりとりが面倒だし、何より単語帳を取り出しやすかったから。

 

何故か今回は人が減るにつれて吐き気が増してきた、自分でもわからない、前に屈辱的な発言を受けたのが大きかったのか、残念ながら自意識レベルでは分からない。

 

やっと呼ばれたら開口一番調子はどうかと聞かれた、もうその時点で吐き気は強くなっていった。

 

そもそも前回は安静にしてろと言われたのだ、どうもこうもない。

 

しかし体調は芳しくなかったのでそのことは伝えた。

 

すると僕の口調が湿っぽいのか、もっと明るい話をしようと言われた。

病状を伝えるのに暗いも明るいもあるもんか。

 

医者のペースに巻き込まれなんだか調子が狂った。

 

今回は友人の家にいても苦しくなると言って話していたら僕の友達が漁師という話から二年前に知り合ったTOEIC880点の外交職から漁師になった人の話をしていつも通り逸脱して病気と関係ない話に辿り着いて、結局参考書の話になった。

 

坂田アキラという黄色本の数学では有名な本があってそれを勧められたのだが残念ながら僕は高校時代に医学生にその本をもらって、底辺高校にいながら先取りしてすでに学習済みだった。

やたら数2Bの勉強を勧められたが数列も好きだし、漸化式も好きだし、ベクトル以外特に苦手な分野はなかった。

 

いや、言い訳が許されるならその当時ベクトルで恥ずかしながら赤点を取ったのだがそれは模試を考えて勉強していたからであり、一次独立なんて言葉を答案に出せるようになっていたし本当は苦手じゃないと思うんだ。

 

しかも僕はもう高2の半ばで偏差値59を出しているのだから二次関数なんて場合分けの必要な難しいグラフとか、計算ミスじゃないと躓くことはない。

 

それで伝えたかった模試がもう一か月後に迫っているということは結局伝えられなかった。

 

最後は気の持ちようだなんて言い出して困惑した。

 

なぜなら僕は昼夜逆転して徹夜してこの病状に至ったわけで、僕は教員にケンカを売ったり、学校のベランダでタバコを吸ったり、学校を休んでゲーセンや予備校の自習室に行ったりしていたのだから気が弱いなんてことは絶対ない。

 

僕が鬱病になった時も受験において底辺高校に縛られてもがいていたからであって人間関係とかでは決してないのだから。

 

もう立つ瀬がない。

 

ここからは自分が決めなければならない、闘病しつつ勉強をするか、流されるか。

 

闘病するなら模試の途中に苦しくなることなんてよくあるだろう。

 

それでも腐らずに闘うことが出来るか。

 

そこが問題だ。

 

いずれにせよ、治らなければ何もかも終わる。

 

その時に向けて死ぬ覚悟を決めておかなければならない。

 

日本男児たるもの自害するときには潔く自害せねば。