感情の忘備録

浪人時に精神病に罹患、二浪を経て、底辺大教育学部で病状悪化、読書感想文や感情を吐露したりしてます。

元号が変わって浮かれている連中に対していつも通り沈んで、鎖に繋がれた哀れな精神病患者たちは。

 

ここのところ曇天から驟雨が降り注ぐ日々が続いている。

まるで僕の惨めな人生のようだ。

精神科に行って薬をもらって元気づけられては勉強をしに行こうとすると発作は起こる、その度にやる気が失せ、気力も無くなった。

 

心身摩耗している僕にはすることはほとんどない。

ギターを申し訳程度に弾くか、暗い部屋でアニメを見るか、惰眠を貪ってるか。

そして日々はあっという間に過ぎ去ってゆく。

 

パニック障害は長く続く病気だ、成人というモラトリアムの脱出期間に精神病になって鎖に繋がれ、もがいても何も出来ない無力で惨めで自己嫌悪の毎日が続いている。

 

病院に行っても薬を変えるだけで治らない、飲んでも意味があるのかさえ分からあない薬を飲み薬漬けにされ、同期は大学生、社会人となり各々充実した暮らしをインスタなんかにあげたりしている。

 

よせばいいのに天邪鬼な僕はイキるつもりで始めたがニートがインスタにあげるものなんて果たしてあるのだろうか。

 

周りから比べたらちっぽけなものばかり。

 

自宅浪人せいなのか、ただの精神病ニートなのか。

 

最近何もかも面白くない、Twitterだって見てみればみんなくだらない馴れ合い、ツイCasなんてやって馴れ合って、何が面白いんだろう。

 

僕は変わりたい、出来れば死を選びたい、しかし死ぬことすら出来ない。

死に至る病、それは絶望であるが僕は今その状態だ。

死にたいのにせねもしない。

 

僕の先輩やクラスメイトは自殺していったがその心の苦しみはどれだけのものだったのだろう。

死ぬのに必要なものは死ぬ覚悟か、それとも生への軽蔑、生きることへの軽蔑ゆえに身を投げ出すのだろうか。

 

自殺マニュアルを去年買って読んでみたが僕が服用しているイソミタールという強力な睡眠剤は致死量も少ないが、だとしても僕の処方されている一か月分必要だ。

そして万が一死に損なったときの胃洗浄なんて嫌だ。

安楽死をしたい、イソミタールは欧米安楽死協会で推進されてる薬だ。

 

結局、死ぬのは首つりか、飛び降りか。

 

クラスメイトはアパートから飛び降りた、高2の夏休み初日だった。

通夜ではもう顔の原型はなく、まるで子供が粘土で遊んでなるたけ似せたような死に顔、いや、造形だった。

 

死ぬならなるべく綺麗に死にたい、無痛で死にたい。

 

電車に飛び込んだ人が2chで体験記を連ねていたがその痛みは計り知れないもので声が出ないほど痛く、表現できないほどの痛さのようだ。

体を真っ二つに切断される。もちろん賠償金もかかる。

 

幸いその人は足を切断されただけで済んだそうだが先輩は僕の家から見える夜の駅のホームから身を投げ出し、貨物列車に轢かれ、体がバラバラになり、マグロという状態だったそうだ。(車掌たちはこういう肉体がバラバラになった状態をマグロというらしい。)

 

その後の夜は何か花束でも添えてあった気がする。

その人は高校を卒業して障害があったらしく工場に勤務していて事前に障害があることは伝えておいたのに何か非難されて頭にでも来たのだろう、遺書もあったらしい。

母親は裁判を起こし署名活動もしていた。

 

こんなふうに書くと他人事だから冷静に捉えることが出来るがもし自分が本人だったら、遺族だったらどんなに苦しいのだろう。

 

だから僕は反出生主義なのだ、実存しないこと以上に最善はない。

無痛で意味も分からずこの世に生を受け、教育を施され、社会を知り、その腐敗した世界を知り、幸福なんかよりもはるかに不幸のほうが多いということ。

 

何もかもつじつまが合ってない世界に生まれてしまったこと。

たかが自分たちの幸せを埋めるために子供を産む人間たちの心が分からない。

 

これは精神病患者やアダルトチルドレンなんかは特に当てはまるだろう。

 

僕も実際そうだ。

親から無理やり底辺公立高校に入れられ、金銭的に行けもしない私大に受かったものの下宿する金なんかないから浪人をせざるを得なかった部分もある。

 

子供を十分に養う力、知識がない夫婦が仮初の幸福のために子供を産んで何になるんだろう。

残されたアダルトチルドレンは死ぬか、ずっと劣等感を背負って生きていくしかない。

 

何もかも空洞だ。がらんどうだ。

 

生きることに価値なんてない。

僕は高校から死ぬ気で勉強していた、未来は明るいと思ってた。

ただひたすら走った、明るい未来がそこに見えたからだ。

しかしそれは幻想で道の先は崖だった。

まんまと僕はそこに落ちてしまったのだ。

結局精神病を患い、絶望に打ちひしがれて国立大学にも入れずに、病気が治るまでこのニートの状態を暮らすか、それとも無理やりパニック障害なのに専門にぶち込まれてくらすか。

 

そんなくらい未来しかない。

就職後なんて毎日くだらないルーティンワークだろう。

なんのために生まれたのか、まったく意味が分からない。

早く政府は安楽死を合法化してほしい。

 

もしくは僕がスイスに行って安楽死をするか。

そのために金を貯めて、語学を身に着けて。