感情の忘備録

浪人時に精神病に罹患、二浪を経て、底辺大教育学部で病状悪化、読書感想文や感情を吐露したりしてます。

焦燥感、やり場のない衝動

 

このどうしようもなさはどう対処したらよいのだろう、どんな言葉を使っても表しきれないこの焦燥感、どこかにぶつけたい衝動。

煙草を喫んでも、ガムを噛んでも落ち着かない。

 

センターが終わって何をすればいいのかわからない、普通センターが成功した人間なら国立を目指す人間は二次試験に向けて勉強したする、私学を目指す人も同様。

 

しかし僕はセンターで失敗している、もう何をしたらいいのかわからない

 

大学に行かないといけないことは分かっているがしかし哲学か数学、文系か理系で迷っている、この難題にここ最近目を覚めたらずっと悩まされ続けている。

 

僕はこのしみったれた一年間で本を読んで感性を豊かにすることが出来たしもっと色々なことを知って人間の醜悪さや真理を見つけなければならない、そして適切な判断を下さなければならない。それが生きる上での人間に課せられた使命だと思うのだ。

 

生きてる上で起こった出来事を鑑みてもっと踏み込めば本来人間なんて言うのは存在しない方がマシなのだ、何故ならサルトルが言うように人生とは無益な受難であるからだ。

 

この僕も例に漏れずどう考えたって幸福より不幸のほうが多いし、現に毎日このくだらないことに頭を悩ませてそのたびに心を擦切らせている。

 

知りたいことが多すぎる、しかしそれを知るには時間がかかるがとても全てを知るような時間は残されていない

 

医者には数学科に行ってそれでも哲学が気になるならもう一度大学に入ればいいと言われたが今の腐敗した政治はとてもそんなことは許さないだろう、もう今年度のセンター試験が終われば浪人や再受験生は自動的に排斥されるような制度になるし、民間企業と政府が手を組んで利益を得るように英検などのコミュニケーション能力のある程度の指標の取得を義務化した。(英検の面接は絶対主義ではないので試験官によって点数がかなり変わることが大きな問題となるし、英検など受け、大学入試を受ける二度手間は金がかかるので低所得家庭は当然受けることが出来ないのでこの時点で弾かれる)

 

よく言われることだがそもそも奨学金だって建前は慈善的だが実際はただの借金だ。

 

少子化少子化偏向報道だらけのマスコミは騒いでるが政府は妊婦に意味不明な妊婦税とかいう課税をしたことが最近浮き彫りとなっていたがそれも結局水に流し適切な対処をしなかった。

 

そもそも日本人の気質からしてデモなんてものはまず大多数が集まらないとそれに参加しようなんて思わないのだから改革なんてものは無理だろう、数十年前の学生運動も結局はそれが原因で自衛隊に抑圧され終わった。

 

こんなあげたらきりがないようなクソったれな社会で誰が生きたいなどと願うのだろうか、せいぜい頭を働かせず毎日をルーティン化したような機械的な人間しか生きられないだろう。

 

生きたいと思っている連中はうつ病患者を社会不適合者、気違い扱いするが実際冷静に見てみるとこんな生きるより死ぬ方がマシと思えるような状態じゃ希死念慮を持った人々のほうがまともなのだろう。

 

こういった真理が世の中では明らかにされない、どうせ生存本能に逆らうようなことを見つけそれに怯えるようなことはしたくないのだろう。

 

僕のクラスメイトは自殺したがそれは本当に賢明な判断だ、僕も何度か自殺しようとしたが、怖くて飛び降りれなかったり、切腹出来なかったりした(少々時代錯誤であるが)

 

毎日強く生きようと思ってても結局は誤魔化しきれず、自殺とは理性が生存本能を超越したときのみに出来る本当に賢明な行動だと思ってしまう。

 

この葛藤だらけの毎日もどうにか出来ることがあるのだろうか、僕も駅前の人込みの一群の中でこの世の中の凄惨さを知らぬ顔をして歩いているような無機質的な人間になることが出来るのか。

 

考えることはよいことがだがあまりにも世界が腐敗しているとこっちまで腐ってしまう、救済はどこにあるのだ。

 

ぼくは無神論者なので神に縋ることが出来ない、信者にとっては失礼かもしれないが聖書を読んでもどれも的外れなことばかり連ねてあるようにしか思えないのだ。

 

キルケゴールは「死に至る病」で死に切れないが死を渇望しているとき、絶望に陥っていると言ったが

 

なるほど、的を射ている。

 

そして希望を創ることで脱出することが出来るらしい、それが信仰だ、つまり信仰が救済なのだ。

 

どの宗教が果たして正しいのか、否、正しいかどうかはもはや関係ないのだろう、ただどれだけ希死念慮を頭から排除するか、つまるところそれがこの狂った世の中で生きる術を得る鍵となり得るのだろう。

 

ただくれぐれもカルト宗教にはハマらないように。